脳はアルミニウムにとても敏感で、10~100ナノモル程度でも脳組織の炎症を引き起こします。10ナノモルは、1リットル当たり270ナノグラムのアルミニウムです。ナノは10億分の1で、驚くほど低いです。
典型的な1歳児の脳の重さは、1000gです。1000g中の10ナノモルは270ナノグラムのアルミニウムを含有し、1000g中の100モルの濃度で、2700ナノグラムを含有します。一つのワクチンには250マイクログラム含まれており、乳児は生後6か月で3,675マイクログラムを体に入れることになり、これはどう考えても異常なことです。これは、生後6か月で0.01%未満のアルミニウムが脳内に10ナノモルの濃度を作り出すことができ(3.675×0.01%=0.3675micrograms)、1回のワクチン接種で脳の炎症を起こすには十分なアルミニウムが含まれているということです。これは脳内にあるアルミニウムを均一に過程した場合ですが、実際はそうではありません。脳内のアルミニウム濃度は、非常に不均一です。ワクチンに含まれるアルミニウムの量は、脳の炎症を起こすのに十分な量を大幅に超えています。
科学的証拠
マクロファージによるアルミニウムナノ粒子の貪食、マクロファージの脳内への移動、そしてマクロファージがナノ粒子を脳に運ぶことは、有名な大学の研究でも明らかになっています。プロセスも実証されています。動物に注射されたアルミニウムナノ粒子は、脳内で検出され画像化されています。マクロファージが治療薬を脳内に到達させる能力は、実際に治療の一環として使われています。理論的ではなく、確立されています。
1か月後でさえも、尿で排出される水酸化アルミニウムはたったの6%で、リン酸ナトリウムは22%です。注射後1か月経っても、アジュバントのアルミニウムは体内に存在し、アルミニウムは多くの臓器と脳に広がることもFlarendの研究でわかっています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9302736
Movsasの研究(2013年発行)では人間の乳児を使い、同じ結果が得られました。1200mcgのアルミニウムを含む定期予防接種2か月後の尿と血液内にアルミニウムが存在し、その濃度は変わっていませんでした。
https://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/fullarticle/1712578
これらの結果は、アルミニウムアジュバントが血液中に溶解し、肝臓によって濾過されるというワクチン提唱者による主張と違います。Movasasの研究でなぜ血中または尿中にアルミニウムが存在しなかったのかは、理由は簡単です。アルミニウムはマクロファージの中に閉じ込められているからです。
アルミニウムアジュバントはナノ粒子からできている
ワクチン提唱者は、アルミニウムアジュバントの粒子は大きく、光学測定を使い2~15ミクロンだと主張しています。光学測定は粒子凝集体(弱い結合のナノ粒子)のサイズを測定するので正しくありません。すべてのナノ粒子は凝集し、大きな粒子を形成します。この凝集したナノ粒子は、科学文献ではまだナノ粒子だとみなされています。凝集体は、アルミニウムアジュバントの場合は化学結合ではなく弱い静電気によって保持されていると考えられています。ナノ粒子凝集体は、超音波等によって分散させることができます。