インフルエンザワクチンは、病気と免疫機能不全を引き起こす②

成人における無作為プラセボ試験

これはアメリカのフォードの工場で働く人を対象にした、無作為のインフルエンザワクチンの試験ですが、この試験でもインフルエンザワクチンをした人の疾病率の上昇がみられました。この試験はCDCによって行われたもので、この試験はインフルエンザの2シーズンに渡り1,100人を対象にしたものです。

最初の年は、ワクチンはその年に流行したインフルエンザの型とあまり一致せず(50%の有効性)、2年目のインフルエンザは珍しいことに非常に一致したことが認められました(86%の有効性)。この試験には1年目には1130人、2年目には1178人が参加しました。

半分の人がインフルエンザワクチンを受け、残りの半分の人は食塩水を注射されました。残念なことに、この試験では完全なプラセボ試験というわけにはいきませんでした。と言うのも、インフルエンザワクチンを接種された場合、接種された部位の痒みや腫れがみられ、食塩水にはそれが起こらなかったからです。その為、多くの被験者が自分がどちらを接種されたのかを知ることになりました。

この研究では1年目の年は、インフルエンザワクチンの有効性は低く、ワクチンはその他の病気を増やし、従業員の病気が増えた為労働日数と時間の損失が大きかったです。2年目の年は、ワクチンの型がよく一致したのか、ワクチンは病気を減らしました。

インフルエンザに対するワクチンの有効性は1年目の年が50%、2年目の年が86%です。

ワクチン株が流行しているインフルエンザにうまく適合しない場合、インフルエンザに対する感染率を高めました。これは、動物実験と一致しています。

インフルエンザワクチンは、適合性が低い場合は病気を増やし、適合性が高い場合は病気を減らします。このことから、インフルエンザワクチンでは、均等な利益を享受できないということになります。インフルエンザワクチンの有効性は予測不可能で、インフルエンザのシーズンが終わるまではインフルエンザワクチンの有効性はわかりません。

その為、インフルエンザワクチンが接種された時点で、そのワクチンは病気を増やすのか予防するのかはわからないということです。(アメリカの)CDCはワクチンを推進し、ワクチンによる疾患の上昇を軽視しすぎています。

メディアでは2年目の試験結果だけを大々的に書き、1年目のワクチンで病気が増えたことは書かないどころか、ワクチンを接種しても、何も副作用がなかったような書き方をしています。

そして驚くことに、1年目のインフルエンザワクチンがその他の病気の上昇率を上げたことは、誰も言及していません。

フォード工場における1年目のインフルエンザワクチンの試験は、①に書いた子供を対象にした試験の結果と一致して、その他の病気の上昇率が上がったことがわかりました。

抗原原罪(original antigen sin)

適合性の低いインフルエンザワクチンは、抗原原罪として知られる免疫学の現象によって、病気を引き起こす可能性があります(インフルエンザ感染のリスクも高まる)。1960年にOASは発見され、はっきりと確認されています。インフルエンザワクチンにより、免疫学の教科書にも載っている抗原原罪が起こるのです。

  1.  pathogen株1を持った病気があります。免疫システムは、1に対する抗体の作り方を学び記憶しています。病原体は細菌やウイルス等です。
  2.  同じ病原体の株2を持った2番目の病気があります。例えばデング熱えす。デング熱は抗原原罪を引き起こすことでよく知られています(4つあります)。
  3. 2番目の病気の時、免疫系は1番目の病気を記憶しているので、1番目の病気が攻撃しているかのように反応します。問題は、株1に対する抗体が、株2に対して有効ではない(うまく働かない)ということです。その結果、免疫反応が不十分になります。その為、2番目の病気はもっと深刻になります。事実、これは生命を脅かします(事実、デング熱ではそうです)。

最初に感染したデング熱が軽度であり、2回目に感染するデング熱が非常に重症で長期に渡るのは、この抗原原罪によるものです。

適合性の低いインフルエンザワクチンを接種することで、免疫システムが不適切に働くことになります。このことから、インフルエンザワクチンを接種することは、インフルエンザワクチンを接種しないよりもずっと悪い状況を作ってしまうことがわかります。

インフルエンザワクチンは有効だと喜んだ方もいるのではないでしょうか?ですが実際はそんなに簡単なものではなく、体の自然の摂理を乱すような予防接種(ワクチン)は体に害をもたらします。インフルエンザにかかったらどうしようと恐れるのではなく、自分の免疫力を上げる生活をする方が、インフルエンザワクチンをするよりもよっぽど安全で有効です。亜鉛や(zinc)ビタミン等で

ヒトパピローマウイルスワクチンも、抗原原罪を引き起こす可能性があります。なぜなら、すべてのHPV株がワクチンに含まれていないからです。HPVには約200株あり、最新版ガーダシルのワクチンには9種しか含まれていません。HPVワクチンを接種した人は、190以上かワクチンに含まれていないHPVに対してより最悪な結果を招く恐れがあります。

多くの人々がインフルエンザワクチンで病気になったという事例もあり、これらは先日の①に書いたいくつかの試験でも明らかになっています。

ワクチンが流行株に一致していない時、更なるインフルエンザの危険性を増していくことになります。

インフルエンザワクチンによって免疫機能障害を起こした事例

インフルエンザワクチンが、免疫機能障害を起こしたといういくつかの事例があります。CD+T-cellは特定の種類の病原体を標的とする特定の種類の免疫細胞です。CD8+Tは適切な免疫機能に必要です。Bodowesによる研究では、毎年のインフルエンザワクチン接種がCD8 +8細胞の数の減少と関連していることがわかりました。免疫力を低下させます。

インフルエンザワクチンを受けた子供は、CD8+T細胞の数が明らかに減っています(P<0.05)。これはヘテロサブタイプ免疫に関する、重要な細胞です。CD8+Tの数が少ないと、ヘテロサブタイプ免疫の働きを低下させます。ヘテロサブタイプ免疫は、免疫系がすでに曝露されている病原体とは異なる病原体に対する免疫を指します。言い換えれば、ヘテロサブタイプ免疫は、インフルエンザウイルスのように常に変化するようなウイルスに対して、とても広範囲に役立っています。

年間通しての長期間の不活化ワクチンの接種は、自然感染によるCD8+Tの働きの妨害をし、更にはヘテロサブタイプ免疫の働きすら妨害することになっています。Bodowes

これは過去にインフルエンザウイルスに感染したことがない子供が、更に流行している新タイプのウイルスに感染しやすくなることを意味します。

ヘテロサブタイプ免疫は自然感染によっては働きますが、インフルエンザワクチンによっては働きません。インフルエンザワクチンは、明らかにCD8+Tの数を減らすことによって、ヘテロサブタイプ免疫までも減らしてしまいます。

インフルエンザワクチンは、毎年ワクチン接種した人のヘテロサブタイプ免疫の働きを悪くし、それ故に、ワクチンの中に入っている株とは違うタイプのものにより、更に病気になりやすくなってしまいます。

マウスを使った実験では、自然感染した方がヘテロサブタイプ免疫の働きを高めることがわかりました。ですが、インフルエンザワクチンではその反対のことが起こることもわかりました。

インフルエンザワクチンは、劇的にインフルエンザの重症化を生み出したのです。

下記のリンク先には、マウスモデルにおいて、ワクチン接種はヘテロサブタイプ免疫の誘導の妨害について書いてあります。興味があれば、是非読んでみてください。インフルエンザワクチンは、更なる病気を増やし更なる深刻な事態を引き起こすことがわかります。この実験にはフェレットを使っていて、フェレットのインフルエンザ感染は人間のとよく似ているので非常によいモデルだと思います。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19440239

インフルエンザワクチンによる免疫抑制は、ヒトでも観察されています。ワクチン接種した人のCD8+T細胞が減少することもわかっています。2種類の動物での実験でも、このことは明らかになっています。

インフルエンザワクチンはインフルエンザ感染を防ぐことでもなく、症状を軽くさせるものでもなく、ただ私たち人間の免疫抑制だけがその効果だということは明らかです。

自然感染の方がどのような利益をもたらすかも、はっきりとしています。ですがメディアや医者は、このような事実は言いません。なぜならインフルエンザワクチンが売れなくなるからです。そして、医師の中にも本当にワクチンが効くと思っている人もいます。ですが事実は違います。ただ、私たちの免疫系を弱くするだけです。そして更なる病気への感染の脅威に曝されます。

ホメオパシーや自然派の医者が言っていることは嘘だと馬鹿にされる風潮がありますが、彼らの言っている事の方が正しかったのです。

フォードの件からも、インフルエンザの型が合えば有効だということもわかりました。ですが感染症の脅威に曝されることを考えたら、インフルエンザワクチンの利点は相殺されます。それどころか、長期的に見てマイナスになります。アンドリュー医師は、すべてのワクチンが脳内のストロークの原因となることを突き止めました。自然に感染して自然に治るのを待つ方が、結果的には一番体にいいです。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23553143

https://www.bmj.com/content/346/bmj.f3037

Updated: 2019年5月17日 — 9:34 AM