おたふく風邪は恐ろしい病気じゃないはずなのに

インフルエンザワクチンに効果がないことが明らかになり、各地では集団接種ボイコット運動が起こりその結果、インフルエンザワクチンの接種率は20%にまで下がり、ワクチンメーカーの儲けが激減しました。

その事態を予想していたワクチンメーカーが密かに研究を進めていたのがMMR(はしか・風疹・おたふくかぜ)ワクチンでした。
それまでにも一部の医師から「アメリカからMMRワクチンを輸入して日本の子供に接種しては」との意見が出ていましたが、その時厚生省は
「おたふく風邪は恐ろしい病気ではない」
と言って斥けました。
ところが国産のワクチンができると一転して
「おたふく風邪は恐ろしい病気だ」
と言い始めました。

そしてみなさんご存知の通り1989年に任意接種の開始です。この段階ですでに76件の事故が起こっていた阪大微研(ワクチンメーカー)のおたふく風邪ワクチンを、はしかと風疹のワクチンと混ぜてMMRワクチンとして接種を義務化させました。
案の定、このMMRワクチンでは1歳の赤ちゃんに無菌性髄膜炎が続発しました。その数は当時の厚生省の発表では接種者の1000人に1人の割合、4人の死者を出しました。
このことからもわかるように、日本ではあるワクチンで被害が続発して中止せざるをえなくなると、すぐに適当な理由をつけて別のワクチン接種を義務付けるのです。
いったい日本の厚生労働省は、子供とワクチンメーカーのどちらを向いているのでしょうか。

間違いだらけの予防接種

ページ149を参照

Updated: 2016年11月13日 — 7:45 PM